ボサノバギタリスト 木村純 - 掲示板(BBS)

※この記事は掲示板の書き込みより転載させていただきました

[624] マカオ漫遊記

ゆーべる 2005/05/18 23:37
 初めて書き込みします。
 実は先日5月4日からのマカオ歴史探訪の旅に参加してまいりました。純さんが書き込みすると書いておられたので、じっと待っていたのですが、夫(BUNJI)が「純さん、ショックからまだ立ち直れないみたいだよ」と言っていましたので、旬のうちにサパトスと過ごした3泊5日の楽しい旅のご報告をさせていただくことにしました。
マカオのイメージはどちらかというと観光よりカジノですので、ちょっと迷ったのですが、いつもと違う異国の地で聞くサパトスの演奏に期待して友人と2人で申し込みました。
2人のツアコンさんと2人のとっても楽しいガイドさん、そしてなんと“サパトス”のお二人と一緒の旅だったのです。これってファンにとってはとても美味しい企画でした。
マカオの街はポルトガルと中国の様式が混在した小さな港町ですが、各国の観光客でとても賑わっていました。最初に訪れた「聖ポール天主堂」はよくガイドブックの表紙を飾っている石造りの正面の壁(ファザード)です。併設するマカオ博物館でマカオの歴史セミナーを小1時間聞いていますと、なにやら外で聞きなれた優しい音色が聞こえてきます。
外に出たら、そう旅行第1日目にしてサパトスのストリートライブを聞くことができたのです。地元の方や他の観光客も足を止めて聞き入っていましたよ。
 最初のお食事は「萬豪軒」での飲茶でした。入り口がまたかなり派手な建物で、他のお客様もかなりいました。私のテーブルでは純さんがご一緒にお食事。でも参加者のほとんどはサパトスのお二人をご存じないみたい。皆さん、「ミュージシャンがなぜ?」という雰囲気で会食。でも純さんの持ち前の楽しい会話で皆さんすぐ打ち解けていました。
 本当は午後もご一緒の予定であったようなのですが、トラブル発生!!部品が一部壊れたらしいのです。急遽お二人は部品探しに別行動を。ご苦労様でした。
 午後はマカオの中心街の「セナド広場」より徒歩で観光となりました。小雨が降っていましたが、とにかく蒸し暑い!広場から続く街路の敷石がとっても素敵に描かれていて、もう写真を取り捲りました。この敷石は修繕するにはポルトガルから取り寄せているとのガイドさんの話にびっくり。特別な石なのだそうです。
 お店の並ぶ道を抜けて「聖ドミンゴ教会」をとおり「聖ラザロ教会」そして最後に「聖ミカエル墓地」を見学しホテルに戻りました。
 夕食はマカオの高級レストラン「ミリタリー・クラブ」でポルトガル料理を頂きました。夕食にはサパトスのお二人も参加し、ワインも入ってかなり盛り上がりました。
 2日目は早朝から太極拳の体験があったのですが、お寝坊の私はパスして寝ておりました。しかしなんと純さんはマイ自転車を日本から持っていって、毎朝1時間半かけてマカオ一周のサイクリングをしていたのです。信じられないほどのパワーです。
 この日の朝食はホテルではなく「徳興酒家」での中華粥と飲茶でした。何が入っているか不安な私たちに「それとっても美味しいよ!」との純さんの声に、皆さんおそるおそる手を伸ばし、口にしたトタン「美味しい!!」と感激。ご説明有難うございました。
 食事を済ませた後、また街の散策ですが、どこの建物もかなり手が込んでいて素敵なので、サパトスがどこでストリートライブをしているか、なんだかわくわくしながらの見学でした。この日の一番のヒットは「犬のトイレ」です。散歩する際にこの専用トイレを使用しないで街角でおしっこなどさせていると、罰金だそうです。だから街がごみもなく綺麗なのだと納得。
 お昼はマカオのシンボルタワーであるマカオタワーの60階の展望回転レストランでのお食事でした。マカオの街が一望できて凄い景色でしたよ。
 その後「ペンニャの丘」に上り、聖母が航海の神として祀られている「ペンニャ教会」の前で、純さんと記念写真を撮らせていただきました。(皆様ごめんなさい。)純さんが黒いサングラスをかけて、カッコいいんですよ。
 夕ご飯の前に、昨日行った「セナド広場」で自由行動の時間があり、友人とお土産などを購入していたら、どこからともなくサパトスの演奏が聞こえてきたのです。地元の方や観光客でいっぱいの商店街の中で、突如として始まったストリートライブに黒山の人だかり。私も急いで駆けつけ、聞き入りました。異国で聞くサパトスの音色も最高です。「音楽に国境なし」といいますが本当にそうですね。
 3日目はマカオに隣接するタイパ島とコロアン島の見学でした。午後訪れたコロアン島の「聖ザビエル教会」の前のサパトスのストリートライブは、もう最高!なぜかというと、夕日に照らされた教会とサパトスのお二人がとてもマッチしていて、なんともいえない雰囲気をかもし出していたのです。ツアー参加者の中に1歳の坊やがいたのですが、これがまたサパトスのお二人が大好きで、純さんとよく「E・T」と言って人差し指でご挨拶していましたし、演奏もちゃんと聴いているんですよ。
 また、コロアン島にはエッグタルト発祥のお店(アンドリュー)があって、とても美味しいエッグタルトを試食をした私達は、みな山のようにお土産に買ったのですが、さすがにサパトスのお二人はその様子にとっても驚いていました。(なぜって参加者32名で400個も買ったのですから。)
 その夜はランドマークホテルのCAVEバーでサパトスのライブがあったのです。なんと地元のバンドとのセッションもあり、かなり盛り上がりました。その中のドラマーは何と小野リサの初代ドラマーのブラジルの方でした。
 最終日は今回のツアーのメイン「サパトス」コンサートです。ホテルから、少し離れた乗り場から人力三輪車(ペディキャブ)に乗って、目的のレストラン「ボウサーダ・デ・サンチャゴ」まで20分くらい。気持ちいい風に吹かれてのドライブ?でした。レストランに到着するとどこからともなくサパトスの演奏が聞こえてきます。元要塞であった場所なので、城壁のような階段を上った所に、テラスがあり、階下には海が見渡せるおしゃれなロケーション。お二人がツアー参加者を演奏で迎えてくれたのです。少しずつ暗くなっていく中で、お話を交えながら全部で10曲演奏。最後にアンコールに応えて2曲演奏してくださって、もう皆さん大満足。そういう私も美味しいお料理と素敵な演奏に大満足でした。参加者の皆さん、すっかりサパトスファンになっていましたね。
 4日間という短い期間でしたが、サパトスのお二人と行動を共にすることができて本当に楽しい旅行でした。マカオ歴史探訪というより、マカオグルメツアーといった方がよいかも知れませんが、美味しいお料理と素敵な音楽で、日頃の疲れがすっかり癒されました。
 グローバルさん。また、ぜひ企画してください。有難うございました。